希死念慮憑きの独り言。

精神を病んだ人間のダークサイドです。鬱々しているので、オススメしません。

眠ること。

眠ることは好きです。
意識を手離して、無意識になれるからです。
起きている間の意識は、私を責め続けます。
意識から逃れるために、生きていながらできることは、眠ることだと思います。

意識は、もうひとりの私です。
生きている限り、私は私から逃れられない。
私なんか死ねばいいのに。
ずっと、そう思ってきました。

眠るにしても、毎晩普通に眠れるわけではありません。
薬を飲みます。
薬がなければ、眠ることもできません。
そして、精神的に不安定になると、薬を飲んでも眠ることができません。

眠りたい、眠っていい、眠る環境は整っている。
それなのに眠れない。
その、苦しみは経験したひとにしかわからないと思います。
眠る薬を飲んでいるため、くらくらして何もできない。頭が痛い。鬱々としたことだけを延々考えている。死にたい。
せめて、眠らせて。意識を手離したい。
私を責める私から、眠っている間だけでも逃れさせて。

不安定な時に、薬を追加してもほとんど効果はなく、薬の量だけが増えます。
医師にはきっと、怒られる量の薬を飲んだりもしましたが、頭痛等がひどくなるだけで、眠ることができない時は本当に眠れません。

医師、というのがまた何だかわかりません。
以前、私は毎晩悪夢を見ていました。
ある時、高級寝具に出会い、そちらで眠れた日は悪夢を見ることがほとんどなくなりました。
そのことを、うれしいこととして報告したところ、良かったね、でも私はそれを推奨できない、と。
少しでも患者さんが穏やかな気持ちになれる可能性があるのなら、寝具だろうが何だろうが、投薬以外でも試してみる、できる手は尽くす、というのが治療する側のするべきことだと思ったからです。
結局、話を少しきいて、アドバイス?して、投薬するだけしかしてくれません。

私はきっと、生きている限り薬を飲み続けるのだと思います。
治療と称した投薬だけで、根本解決をしようとしていないように感じます。
眠れるというだけで、私の鬱は治りません。

眠れることで確かに意識を手離せますが、鬱の根本治療には届きません。
ましてや、希死念慮を取り除くことはできないんです。

本当は、覚めない眠りを望んでいます。
目覚めませんように、と願って眠ることもあります。
その願いが叶ったことはありませんが。