希死念慮憑きの独り言。

精神を病んだ人間のダークサイドです。鬱々しているので、オススメしません。

トラウマに蓋。

22年前のトラウマは、あまりに痛すぎて口にすることすらできませんでした。

ようやっと医師に、トラウマがあって…とだけ言えましたが、蓋をされてしまいました。
トラウマの内容をきくことすらなく。ただ、そんなことよりも未来を見ろ、楽しいことを考えろ、とでも言いたげに。

蓋をすることで、治るのでしょうか。
22年間、苦しみ続け、折に触れて血を流すそれは、蓋をしても治ることなどなく、痛み続けると思います。
身体的な傷にしても、適切な治療をせずに表面をおおっただけでは治らないこともあると思います。
浅い傷ならばまだしも。
放置された傷は膿んで腐って、いつか死に至るかもしれない。
けれど、精神的な傷はそれだけで死に至ることができない。

22年間痛かったものが、この先、死ぬまで痛いであろうことは容易に想像がついてしまって。
あの頃、死んでおけば良かったのにとしか思えなくて。
今、それを因に死ねたとしても、そんな昔のことで、と嗤われるだけでしょう。
苦しみ続けたことなど、きっと誰にもわからないから。